Ruby on Rails デモプログラムの日本暦注検索画面では日本暦注の検索ができます。例えば、
これは奈良県明日香村石神遺跡で出土した日本最古の具注暦の暦注情報から、その具注暦の日付を検索した結果です (→詳しくは『漢字文獻情報處理研究』第15号記事)。
検索期間を絞り込みます。
特定年を指定した場合、その年についてのみ検索を行います。
検索する暦注を指定します。指定が複数ある場合、すべての暦注に該当する日付が選ばれます。
暦注の値が「任意」の場合、その暦注が存在していれば該当するものとみなします。
[年][月]の暦注と[日]の暦注を組み合わせて複数指定すると検索に時間がかかるようです。 そのような場合①で検索期間を絞り込むと時間が節約できます。
[+]ボタンで検索条件を追加します。 最大10項目まで追加できます。
[-]ボタンで検索条件を削除します。
[検索]ボタンで検索を開始します。
「SPARQL文を見る」にチェックを入れておくと、具体的にどのようなSPARQL文で検索したのかを見ることができます。
すべての暦注に該当する日付を表示します。
冒頭の例の「<持統>03(0689).03.10」の場合、 「10」をクリックすると当日の各種暦法の情報(一日表示)、 「03」をクリックすると当月の日本の暦(一月表示)、 「<持統>03(0689)」をクリックすると当年の日本の暦を表示(一年表示)します。
日本暦日の設定で、
を「具注暦」にしておくと、検索結果の日付の「月」の部分をクリックして直接ひと月分の具注暦が見えるので便利です。
データベースに投入したのは、このメニューの詳細設定すべてデフォルトで計算した暦注です。 設定を変更していると検索結果と具注暦が一致しない場合があります。
表示は1行5件で最大80件までです。
該当する日付が80件を超える場合、[>>]ボタン
が現れますので、これをクリックすると続きの日付を見ることができます。
検索に掛った時間を表示します。複雑なSPARQL文を検索すると数分かかることもあります。
プログラムを組んで本データセットにアクセスする方法についてはRDF表現のデータセット問合せを参考にしてください。
本検索機能は具注暦に基づく実験的なものです。
江戸時代の仮名暦とは、
など、多くのずれがあります。
詳しくは2014-05-08ブログ記事「仮名暦 下段の暦注」 およびその前後の記事をご覧ください。
日本暦注検索機能はデータセット TemporalPositionDataSet と TemporalReferenceSystemDataSet を使用しています。
前者のうち日本暦日(西暦593年~2050年)の部分はアーカイヴしてftp://hosi.org/public/when_exe/dataset/notes_data_japan.v0.4.1.zip からダウンロードできます。
これらのライセンスは、現時点では CC-BY-ND ライセンスです。
スキーマは OWL 等の記述はありませんが、下記の CalendarNote シートを参考にしてください。