http://hosi.org は本ライブラリを使用した Ruby on Rails デモプログラムです。
http://hosi.org の左側の暦法・暦年代選択のための階層ツリーがあるフレームがTreeフレーム、右上の「更新する」ボタンのあるフレームがFormフレーム、右下の広い暦日表示用フレームがDateフレームです。
まずTreeフレームで変換元の暦法や暦年代をクリックして選択します。
するとFormフレームが、現時点で有効な暦法や暦年代(例えば「西暦」など)の場合は今日に、無効な場合はその有効範囲の最初の日付に更新されますので、Formフレームで希望の年月日を設定します。この時点でその日付に対応するグレゴリオ暦の日付が確認できます。
Formフレームの「更新する」ボタンを押すと、その日付の情報がDateフレームに表示されます。
画面の各所の部品や文字列には、できるだけツールチップをつけるようにしています。
操作方法の不明点や記号の意味を確認したい場合、その部品や文字列にマウスを重ねてみてください。
この機能を活用していただければ、基本的には余分な説明なしでも使えるようになっていると思いますので、それでもなお気が付きにくい点のみ補足を試みます。
下記小項目および『日本暦学会』第26号の「暦サイト hosi.org」(→pdf)や『漢字文獻情報處理研究』第15号のWhen.exe Ruby版の紹介記事(→pdf)もご覧ください。
4.railsデモ Preference 画面一覧 Query Web_Service
[重要]
すべての設定は HTTP cookie を使ってブラウザ側に保存しています。ブラウザは cookie を受け入れる設定にしてください。
インド太陰太陽暦のある日を表示してみましょう↓。
“Date[2456643]:”に示すユリウス通日以降、赤枠で囲った部分に記述されているのが計算した日付です。
1935-02<06-^^HinduLuniSolar?note=HinduNote&location=(_co:Indian::Ujjain)&start_month=5&type=SBSA
1935-02<06-はサカ暦1935年ヴァイシャーカ月黒分6日を表す When.exe Standard Representationです。^^ の後ろの文字列に prefix http://hosi.org/When/CalendarTypes/ を補った http://hosi.org/When/CalendarTypes/HinduLuniSolar?note=HinduNote&location=(_co:Indian::Ujjain)&start_month=5&type=SBSA が暦法の IRI になります。
実際に API で
when?('1935-02<06-^^HinduLuniSolar?note=HinduNote&location=(_co:Indian::Ujjain)&start_month=5&type=SBSA')
とすると、この日付オブジェクトが生成できます。
Dateフレーム左上隅のボタンをクリックすると、設定モードに遷移します。
ここでインド太陰太陽暦のボタンをクリックすると、さらにインド太陰太陽暦の設定画面に遷移します。
Note 欄が pancanga になっていることがわかります。
最初の画面で、インド太陰太陽暦の日の暦注にパンチャンガが表示されていたのはこのためです。
なお Related blog articles 欄のリンクは、設定の意味を説明する記事が書かれたブログへのリンクです。
このようにして、さまざまな暦法の表示をカスタマイズすることができるようになっています。
設定モードの詳細についてはPreferenceを、個別の暦法・暦年代の設定については画面一覧をご覧ください。
[重要]
すべての設定は HTTP cookie を使ってブラウザ側に保存しています。ブラウザは cookie を受け入れる設定にしてください。
ブラウザの表示言語を変更してみましょう。
こうしてイスラム暦のある月の七曜表を表示してみると↓
月と七曜がアラビア文字で表示されます。
同様にブラウザの言語を「中国語」に設定した場合、http://hosi.org のフロントページは下記のようになります。