whenhv.exe で +thai$ により計算する
文献[40],[50]の最近の部分の閏年の配置をチェックすると、前述した標準的 な置閏法ではなく19年7閏法(1月29.5305832日)を採用している模様です(例えばAD2024年 の大ソンクラーンは Vaisakha月白分8日になり、前記の原則からは有り得ないことです)。 逆に文献[40]の古い部分は、標準的な置閏法により近いものです。 これは単純に計算をしただけなのかもしれません(文献[40]には日月食の場合の補正 について言及があるが詳細不明)。
文献[40]と比較したところ、本データの有効範囲はAD1936年6月20日からAD2023 年6月17日までです。ただし、実際はAD1962年7月2日が八月大の晦であるのに計算 ではAD1963年6月21日が八月大の晦になるため、この間は1日のずれを生じます。 文献[50]では何れも八月大ではなく八月大の年がまるまる1回分不足します。誤 記とも考えられますが何らかの不連続があるのかもしれません。
また太陽暦年初は、インド暦(サウラ学派のスールヤシッダーンタ)によく一致し、 set TZ=-5.5 でインド時間にした上で、
whenhv +surya 日付 s
として求めることができるようです。つまり